★白いニキビタイプ★ Tゾーン(とくに額と小鼻)にニキビが出やすい 悪化はしないが、2?3週間以上は治らない ひとつひとつは小さいが、数は多い のどや鼻に乾燥感がある 辛いものや煙の刺激でからぜきが出やすい 風邪をひきやすい
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黄色いニキビタイプ
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フェイスライン(ほお・髪の生え際など)に沿って出やすい ニキビが大きく腫れて熱を持ち、膨んでいる 肌質はオイリーぎみで、毛穴が大きく、ニキビ跡が残りやすい 怒りっぽく、顔がほてりやすい 油っこいものをよく 食べる
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赤いニキビタイプ
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口のまわりや小鼻・ほおにできやすい 赤く・小さ目のニキビがポツンと独立してできる 生理前後にとくにひどくなる 食欲が旺盛で、肉や、辛いもの・甘いものが好き ストレスが強く、イライラしやすい 目が疲れやすく、充血しやすい
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紫のニキビタイプ
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ニキビにさわると芯があるように硬く、ごりごりした感じがある ほおやあごのほか、背中にもニキビがでやすい 生理痛があったり、経血にレバー状のかたまりが混じることが多い 胃がもたれやすく、おなかにガスがたまりやすい 歯ぐきや唇の色が黒っぽい 子宮内膜症や子宮筋腫・卵巣嚢腫がある
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★☆★自分のニキビタイプがわかったら食生活術やツボマッサージ・漢方薬で治していきましょう★☆★
★白いニキビタイプ★
【特徴】 白いニキビは、辛いものを食べたときや煙の刺激でせきが出やすい、のどや鼻が乾燥しやすいなど、呼吸器系がデリケートで、皮膚に熱がこもりやすい人に出やすいニキビです。白いニキビを根本から治すためには、皮膚にこもりやすくなっている熱を、皮膚からうまく発散させる必要があります。
【食べ物・お茶】 皮膚の熱をさましやすくする白菜・きゅうり・レタスなどの野菜類はたくさんとりたいもの。皮膚の抵抗力を高めるびわや干しイチジクもおすすめです。アロエは便通をよくし、肌のトラブルを改善する作用があります。アロエ入りヨーグルトなど、市販のものを利用すると手軽です。お茶は、緑茶・びわの葉茶・菊花茶など、体の中の熱をさましながら、呼吸器の機能を整えるものがよいでしょう。ふだんの食生活は、熱を体にためにくい、あっさりとした和食中心の食事が理想です。
【ツボ】 ちょっとした刺激で鼻や喉が乾燥したり痛んだりしがち。こうした症状を鎮めながら、ニキビができやすい体質を改善するのに有効なツボが「眉頭の内側にあるくぼみの中にあるツボ」です。スキンケアのついでに30秒ごど指でもむようにするといいでしょう。
【漢方薬】 できてしまうと治りづらいのが特徴なので、日常のケアで予防するのが一番ですが、できてしまった時には、漢方薬を利用するのも一つの方法です。 白いニキビが出るときは、体の上部にある顔に熱が上がりやすくなっている状態なので、「
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
」のように、上のほうの熱を下におろすことで、皮膚の炎症やできやすいものを治す薬が向いています。
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赤いニキビタイプ
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【特徴】 食欲旺盛で、肉や脂っこいもの・から鋳物などをつい食べすぎて、胃に熱がこもりやすくなっているのが大きな原因です。また、ストレスがうまく発散できないために、エネルギーが体の内側にこもり、さらに体の中の熱が増えてしまうこともあります。生理前になると悪化するのも赤いニキビの特徴なので、生理前はとくにストレスをためないよに心がけましょう。
【食べ物・お茶】 胃に熱がこもっていると、必要以上に食欲が出て食べすぎになりがち。そういう状態を改善するのが、あっさりとした野菜類です。とくに、胃の熱をさます作用が強い大根・にがうり・セロリ・れんこんなどがおすすめ。梨や柿など、秋の果物もいいでしょう。お茶は、熱をさましながら皮膚のトラブルを抑えるどくだみ茶や香りの作用でストレスによって滞りがちなエネルギー(気)をめぐらせるミントティーを。
【ツボ】 このタイプの人は、目が疲れやすく、充血しやすい、顔がほてりやすい、鼻がつまりやすいなどの症状があらわれがち。こういった症状を予防するためにも赤いにきびをできにくくするためにも効果的なのが顔の皮膚のあらゆるトラブルに用いられる「小鼻のすぐ横のくぼみにあるツボ」です。
【漢方薬】 赤いニキビが繰り返しできる人は、体の奥深くに熱がこもり、体をめぐる「血」にまで入り込んだ「血熱」という状態になっていると考えられます。体温が高くなる生理前にニキビがひどくなるのが大きな特徴です。なお、この血熱は、ニキビだけでなく、血とかかわりが深い生理にトラブルを起こす可能性も。 「
涼血清営顆粒(りょうけつせいえいかりゅう)
」のような血熱をさます漢方で対処を。
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黄色いニキビタイプ
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【特徴】 白いニキビや赤いニキビが悪化すると、赤く腫れあがって痛み、そのうえに黄色いうみが出た「黄色いニキビ」になります。このタイプのニキビができやすい人は、もともと体に熱がこもりやすく、暑がりで、夏になると症状が悪化する傾向があります。こういった体質に、肉や油っこいものの食べすぎ、便秘などが加わると、さらに体の中に熱がこもって、ニキビ体質が悪化しがちです。
【食べ物・お茶】 黄色いニキビができやすいタイプの人は、肉食や甘いもの、油っこいものでニキビが悪化するため、白いニキビや赤いニキビができはじめた時点で、野菜と穀類中心のあっさりとした食事に切り替えることが大切です。とくにおすすめなのは、トマト・春菊・豆腐・緑豆もやし・こんにゃくなど、体の熱をさましながら、化膿予防の効果もある食べ物。たんぽぽの根から作られた「たんぽぽコーヒー」やジャスミンティーにも化膿を防ぐ効果があります。
【ツボ】 黄色いニキビを防ぐためには、便秘をしないようにすることも大切です。手の甲側で手首を折り曲げたところから指3本上、骨のすぐ横にあるツボで、体のエネルギー(気)のめぐりをよくすることで腸の動きを助け、便秘を改善する作用があります。
【漢方薬】 黄色いニキビは、大きくて目立つうえ、治っても跡が残りやすくなってしまいます。できてしまったら、できるだけ早めに漢方薬で対処するのがかしこい方法です。漢方薬は熱を取り除く力が強く、かなりひどいニキビにも効き目がある「
黄連解毒湯(おうれんげどくとう)
」などが適しています。
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紫のニキビタイプ
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【特徴】 さわるとゴリゴリとしたしこりがあり、紫色を帯びたニキビは、体内の「血」のめぐりの悪さと関係しています。血行が悪いために起こる肩こりや頭痛・生理痛などを伴うことが多く、月経血にはレバーのようなかたまりが混じることも。子宮筋腫や子宮内膜症のような、婦人科系の病気がある人に出やすいニキビでもあります。また、老廃物もたまりがちで、体脂肪が多く太り気味、たんがからみやすいといった症状があらわれやすいのも特徴のひとつです。
【食べ物・お茶】 紫のニキビ対策には、「しこりを取る」作用を持った食材がおすすめです。とくに効果的なのは、血行をよくしながら取る作用が強いアスパラガス。このほか、昆布やわかめなどの海藻類にもしこりを取る作用があります。また、体の中の老廃物を取り除くとうがん、プルーンなどもたっぷりとって。お茶は、美肌効果と、老廃物を排出する作用を兼ね備えたはと麦茶や、血行をよくするローズティーなどがよいでしょう。
【ツボ】 このタイプの人は、血行をよくして老廃物をためないことがポイントです。とくにおすすめのツボは、婦人科系のツボでもあるひざがしらの内側の指2本分上にあるツボ。紫のニキビをできにくくするほか、月経不順や婦人病の改善にも効果があります。老廃物を体外に追い出す外くるぶしとひざを結ぶラインのちょうど中間にあるツボと併用するとさらに効果が高まります。
【漢方薬】 紫のニキビは見た目が悪いだけでなく、このニキビのできやすい体の状態をほおっておくことは、婦人病につながる体質をほうっておくということ。漢方薬の力を借りて、体質改善を図りましょう。漢方薬は「
冠元顆粒(かんげんかりゅう)
」などの血のめぐりをよくする薬と、「
星火温胆湯(せいかうんたんとう)
」のようにたんや脂肪などの老廃物を体外に追い出す薬とを一緒に服用するとよいでしょう。
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