おねしょのお子さんを持つお母さんは、毎日の後始末でたいへんですね。つい小言をいい、かえって子供にストレスを与えおねしょを治りにくくしていませんか。 一方、お子さんのほうは自信をなくしたり、コンプレックスをいだき、精神発育に悪影響を与えています。
おねしょは両親からの体質遺伝または育て方からくることが多く子供さんの責任は全くありません。このことを忘れないように・・
☆「おねしょの秘薬」といわれる漢方は【小建中湯】
虚弱体質で、冷えやすく、尿がうすく、1回の量も多く、尿が近い子供さんの膀胱機能の発達を促し、おねしょを治します。
※それでも効果がないという方は その他の漢方を考えて見ましょう。
☆発育不良
胃腸はしっかりしているが、成長が遅い。
六味丸(ろくみがん)
☆冷え
下半身が冷える・夜明け前の大洪水。
八味丸(はちみがん)
☆ねぼけ
体力ある子で、もらしたことに気が付かず、起こしても寝ぼけていて何も覚えていない。
葛根湯(かっこんとう)麻黄湯(まおうとう)または呼吸器疾患も併発なら、麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
☆ストレス
胃腸虚弱で神経質・怒りっぽい・寝入るとすぐもらす。柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
虚弱で汗をかきやすく、神経質。 桂枝加竜 骨牡蠣湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
※そうはいってもイライラして、ついつい 怒ってしまうというお母さんは子供さんだけでなくお母さんが抑肝散(よっかんさん)を飲んでおきましょう。
☆水分摂取が多い
のどが渇いて、たくさんの水分をとる 白虎 加人参湯(びゃっこかにんじんとう)
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